アキラの釣り日記

北海道で釣りと外遊び、基本毎年同じ事しています。

蓄膿手術の痛さと治った時の爽快感!10年前に蓄膿症(副鼻腔炎)の内視鏡手術を受けた話。その2


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どうしてもこの絵が使いたい。
自分の蓄膿レントゲン写真データも有るはずだが、骨の写真てダメそうですよね。

チクナイン宣伝ではないのですがね。

蓄膿治療の手術と入院

紹介してもらった病院で、詳しく内視鏡で検査。
アレルギーも検査。
後は入院日を決めるだけとなった。
仕事などはいつも忙しいのだからいつ休んでも同じである。
さっさと決めた。

生命保険が適用される可能性有り

保険金目当てではない。
変な(失礼)手術って、高額なのだ。
ここにいたるまでの親不知抜き、他口腔外科手術でも、保険該当の手術が有った。
入院前に保険屋さんに相談しておくと良いです。

治療後も再発の可能性有り

手術の前からこんな話。
6人部屋になったのですが、半数は「再発者」。
つまりリピート組・・・!
「いやあ、10年ぶりで3回目ですわ」
「僕今回7年位しか経ってないんですよー」
などなど、「再発」する、と言う情報だけが聞こえてくる。

私は、この入院に備えて購入したニンテンドーDSliteで、ゼルダに没頭する無言キャラクターを演じていた。
オレは再発などしないっ・・・!
リピート組は敵・・・っ!馴れ合わない!
※人付き合いが苦手です。

手術(全身麻酔、上顎洞、副鼻腔)について

お待たせしました、手術です。
と言っても全麻。なんの事はない。
「上顎洞のポリープはほとんど取れた」
「鼻の骨少し削った」
と言うような話。
ええ、怖いからハイハイ、で流していたのです。

手術について(部分麻酔で鼻の横)その2

さて、これは全身麻酔の翌日だったか1日開けたか忘れてしまいましたが。
鼻の横、と言うより脳天直下なので、部分麻酔だそうです。

手術の内容

またこの絵である。


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鼻の横から、頭蓋骨、頭頂に向かっている空洞?を歯医者のアレを電動工具寄りにしたようなもので、ゴリンゴリンと削って行く。
骨を削っているのでは無くて、例の鼻茸、ポリープを削っているだけである。
「痛かったら知らせて」とは常套句であるが、痛くはない、気がするけれど生きた心地はしない。
ちなみにこれは入院中に数回有った。

ガーゼ=入院中の治療(最重要)について

これである。蓄膿の入院と言えばこれ。
同じ時期に偶然手術した知人がおり、たまに有った際には、お互い再発を恐れる会話、そして「ガーゼやばい」である。

毎朝並んで処置室へ

初回は知らなかったのでポカーンと、あのカールのような形をした、手術道具入れる銀色のアレを膝に抱えて廊下に並ぶ。
処置室からはうめき声。
何が起こっているのか。

ガーゼを抜き、そして差す

この辺も詳しい説明は聞かないようにしていた、申し訳ない。
まあ、医者でもない人の聞いた話など価値0だから。
例の鼻の横、脳天まで削ったところ、乾燥しないように?血が出ないように、多量のガーゼを詰めて有るのだ。
鼻より上の位置に。
それを毎朝抜く。
さっきの灰皿みたいなアレは、自分で鼻の下に持っているのだ。
血が垂れるから。
そして状態を診てもらったらまた詰める→また抜くんですね?!と言うわけだ。
毎日アレ持って廊下に並ぶ。
何かを待つ何かのように。

蓄膿が治った自分

あまりにも、あまりにも違いすぎる。
今まで調子悪かった全てが無くなるのだ。

左の鼻が開通した

骨とポリープ(鼻茸)で詰まってたんですな。
しかしそんなの自分の鼻しか知らないから、「鼻ってこういう風に空気流れるんだー」と感激した。

歯系の痛みが無くなった

これはもう、術後すぐに気付いた。
理屈は聞いてもわかんないから~だが、神経を圧迫してたんでしょうな

目の奥も痛くない

グーっと左目を、押し付けるクセみたくなっていた(書いていて懐かしい)が、そんなこと無くなった

黄色い鼻水出なくなった。

まあ、アレルギー(花粉症)も、この手術タイミングでわかったので、ティッシュやらマスクやらは今まで通りだけれど。

間違い無く治した方が良い病気、蓄膿

手術に麻酔、顔面にかかる手術なので、軽はずみにどうぞ、とは言えないが。
明らかに人生変わった手術であった。

子供は手術できない。

遺伝だろうし、息子も早いうちに治させてやりたい、と当然思う。
でも、骨の成長が終わった20代半ばからなんですって、手術するのは。
そりゃそうだね、骨削るもんな、と。

この時期、花粉から副鼻腔炎が長引く、歯とか顔が痛い方、機会が有りましたら蓄膿検査をどうぞ。